環境教育委員会 活動報告

岡本正義 2022年1月教育委員会活動

 

●神奈川県環境・エネルギー学校派遣事業

  • 9月22日(水)・24日(金)、海老名市立柏ヶ谷小学校4年生に「ごみと SDGs~あなたはどうや ってごみを減らしますか?~」のテーマで授業を実施。1学期に SDGs を学習したものの理解がまだ浅かったため実施。SDGsを副題にあるようにごみ問題から理解を促すプログラムを実施。講義とグループワークを交え、どうしてごみになるのか、どうするとごみにならないのかを導き出し、さらにごみとしないことが、どの SDGsの目標達成に近づくのか、ごみを減らす行動がいくつものSDGs 目標につながることに気がつく授業ができた。
  • 10月22日(金)・26日(火)、相模原市立共和小学校4年生に「SDGsから地球環境問 題を考える」をテーマに実施。 SDGs は未学習はとのことで、SDGS をいかに分かり易く説明するかに知恵を しぼり、身近な暮らしの中から環境問題と SDGs目標を取り上げ、つながりを児童が見出し理解しやすくなるよう配慮。一 人一人が積極的に手を挙げる機会を増やした授業で、水、気候変動や海の環境問題などが多くの SDGsとつながりがあることに気づくことにつなげた。

●環境教育インストラクター応募資格取得セミナー

  • 12月11日12月11日(土)、12日(日)、13名の参加で実施。コロナ禍の状況も併せ初めてペーパーレスで実施した。横浜市温暖化対策統括本部幹部の基調講演「脱炭素に向けた取組み・横浜市からの報告」、KECA委員による講義と実践力の向上につながるグループワークをおこなった。

海老名市立柏ヶ谷小学校

相模原市立共和小学校

応募資格取得セミナー


環境教育委員会 活動報告

岡本正義 2021年8月教育委員会活動

環境教育インストラクター応募資格取得セミナーを1211日(土)、12日(日)に開催予定

KECA主催で、横浜市庁舎スペースABにて開催予定です。セミナーの特徴は受講者の実践力アップを狙いとしていることです。環境教育に関する座学の他、学校での出前授業や事業者向けの環境教育等の具体的な事例を紹介するとともに受講者に模擬授業を実施して頂きます。

毎年、受講者からは高い評価を頂いております。

今年は、横浜市に脱炭素化を主体とした基調講演をして頂く予定です。環境教育を目指す方は、環境教育インストラクターとしての資格を得る良い機会となります。ぜひ参加を検討して頂きたいと考えています。

 連絡先:環境教育委員会 日吉 栄一     e-mail: ehiyo21@we.netyou.jp

 

                                   (文責 日吉 栄一)

        ペットボトル工作

            海の生き物



環境教育委員会活動報告                  岡本正義 2020年11月教育委員会活動

Zoomミーティングを活用して、委員会活動を進めています

  Zoomミーティングを毎月1回開催して、メンバーの情報交換と2020年度の行事の準備や進捗状況を議論する委員会活動を進めています。

2020年度環境教育インストラクター応募資格取得セミナーの準備を進めています

  コロナ禍の影響で出席者の座席間隔を広く取る、遠方からの出席者も少ないと想定して参加者は10名と絞って開催する予定です。このセミナーは、KECAメンバーの環境教育実践事例を紹介すると共に参加者はプログラムの作成と模擬授業を実施し、実践力をつけるセミナーとしていることが特徴です。2021211日と14日の2日間で、12月から参加者募集を行う予定です。                

●事業者向け環境教育セミナーの準備を進めています(【イベント情報】事業者向け環境教育セミナー 開催 参照) 

●かながわ環境教室の出前授業の準備を進めています

  環境・エネルギー学校派遣事業として県から小学校2校の出前授業を受託しています。

  テーマは、「SDGsを考える~私たちの暮らしと環境~」であり、環境問題への取り組みを進めることでSDGs目標達成の一歩になることを児童と一緒に考える授業であります。

●市民環境活動報告会は、今年度は延期になりました

 

  神奈川県の3つのNPO法人が主催で毎年実施してきました市民環境活動報告会は、コロナ禍の影響で県内の環境活動団体の活動がほとんど実施されていないことから、残念ながら今年度は開催を延期することになりました。


環境教育委員会活動報告              岡本正義  2020年4月教育委員会活動

「会員投稿」食品ロスの現状と課題(世界と日本)

かながわ環境カウンセラー協議会 日吉栄一

(元中央環境審議会 食品リサイクル専門委員)

 

1.食品ロスの現状(世界と日本)

世界の食料廃棄は年間約13億トンと推計されている。また人の消費のために生産された食料のおよそ 1/3が廃棄されている。廃棄の内容を見ると、先進国が消費段階での廃棄、途上国は農地での廃棄や輸送途 上等サプライチェーンの上流での廃棄が多い。一人当たりの廃棄量は、アメリカ・ヨーロッパが多く、次い で日本を含む東アジアの国が多い。(注1) 一方日本国内の食品廃棄量は、リサイクルに回るものも含め2,759万tで、これは食品仕向け量(8,088万 t)の約34%となっており、統計方法に不整合な点はあるが、世界とほぼ同じ割合で廃棄しているのが現状 である。(2016年推計) この食品廃棄量の中で、未だ食べることができるのに捨てている食品を一般的に食品ロスといい、日本では 643万t発生している。 この食品ロスのセクター別の内訳 は、 ①食品製造業21% ②外食産業20% ③小売業10%と食品関連産業が多 いが、一般家庭から排出される食 品ロスも45%と多く、全体の約半 数を占めている。 (右図:農水省資料 平成28年 度食品廃棄量内訳)

 

2.食品ロス削減に向けた目標

2015年9月国連サミットで採択されたSDGsの№12には、2030年までに小売・消費レベルの世界全体の 一人当たり食料廃棄を半減させること、収穫後損失など生産サプライチェーンにおける食料の損失を減少さ せることが明記されており、現在この目標の達成に向け世界各国が懸命に削減活動をすすめている。 こうした中で、日本も昨年ようやく事業系及び家庭系の削減目標が決まった。これは2000年を基準年とし て、2030年までの30年間で半減ということである。 重量ベースでは、2000年事業系廃棄量は547万t、家庭系廃棄量は433万t合計で980万t、これを490万t まで減らす目標となっている。2016年度の食品ロスは643万tであるので、残りの153万tを今後14年間で 減らすことが求められている。この数字は必ずしも楽観的なものではなく、事業者・消費者とも相当の覚悟 KECA ニュース No.68 2020年4月3日発行 -7- を決めて対応していくことが必要と考える。 また、第3次食育基本計画においては、食品ロス削減のため何らかの行動をしている国民の割合を80%とし ており、まさに国を挙げての削減活動を目指している。

 

3.手立てとしての「食品ロスの削減の推進に関する法律及び基本方針」

前項で記した通り、国を挙げての削減活動を推進するために、令和元年5月食品ロスの削減の推進に関す る法律が公布され、10月に施行された。 この法律は食品ロス削減の枠組みを定めたものであり、国・地方公共団体の責務、消費者の役割、関係者相 互の連携協力を明記している。また、令和元年度中の成立を目途として、基本方針が検討されている。この 基本方針では国民各層がこの問題を「他人事」ではなく「我が事」と捉え、単に「理解」にとどまらず「行 動」することを基本的方向においている。 また、国民各層が行動することを具体的に定めており、かつ食品ロス削減月間(10月)や食品ロス削減の 日(10月30日)を特定する力の入れ具合を見せている。

 

4.食品ロスのさらなる削減に向けた課題

食品ロス削減に関しては、すでに事業者や消費者が取り組んでいることも多い。従来型の無駄の排除以外 に、企業の余剰在庫を各地の社会福祉施設に配送するフードバンクや、ランチ100食限定の外食店、余剰食 品となりそうな場合にSNSを使って登録会員に対し半額程度で提供するフードシェアリングサービス等々 新しいビジネスも動き出している。 一方、目を世界に転じると、EUの食品ロス削減目標はサプライチェーンのスタート地点である農地や漁場 から、運搬・加工・配送・小売をへて一般家庭までフードチェーン全体を対象としている。しかし、日本で は産地廃棄は対象外となっており、一次処理を施した粗原料がスタート地点となっている。野菜や魚など産 地で価格調整のための廃棄は含まれていない現実がある。 更に、一般家庭における削減は現在いまだ呼びかけのレベルに留まっている。 この分野で進んでいる台湾(堆肥用と飼料用の分別回収)韓国(重量別課金制度)の様に、食品ロスにフォ ーカスした制度が未整備である点、今後の課題となると考える。

 

5.おわりに

本寄稿文は、2020年2月9日にかながわ環境カウンセラー協議会環境教育委員会が行ったセミナー(環境 教育インストラクタースキルアップ研修会)で行った講義を元に作成した。このセミナーの講義の最後に強 調した言葉に付言して以下の内容をまとめとしたい。 2050年の世界人口は98億人に達するとの予測がある。現在より約30%も世界人口が増加するのである。F AOによると増加する多くの人は都市に集中し、農業や漁業等一次産業に従事する者の割合は減少するとい われている。(注2)全世界における食料生産は98億人を賄うものは可能とされているが、それはグローバ ルレベルの話であり、地域別には余剰・不足のアンバランスは継続すると予想されている。特に気候変動が 農業に負の影響を及ぼすサブサハラ・アフリア(サハラ砂漠以南)や南アジアでの栄養不足が予想されてい る。2050年の日本、人口は1億人を切り、GDP順位も現在より低下すると容易に考えられる。このような 時代の中で、食品ロスを減らすことで少しでも食料自給率を向上させ、これからの世代に豊かな食を渡せる KECA ニュース No.68 2020年4月3日発行 -8- よう、今後も微力ながら力を尽くすことができれば幸いである。 (注1)食品ロスの削減に関する基本的な方針(素案)及びFAO:世界の食料ロスと食品廃棄 (注2)FAO:How to Feed the World in 2050

 

 


☆☆教育委員会 岡本正義      2019年11月29日現在

●第7Yokohama 地域学校協働活動フォーラムでKECAの展示PRをしました

919日に実施され、KECAとして参加し、展示PRをしました。このフォーラムは、地域全体で子供たちの成長を支え地域を創生する目的で始められ、本年から横浜市教育委員会が主催する形となりました。

 出展団体は横浜市の部局を加え40団体を超え、ワークショップには小学校長や教諭の方も参加されました。環境教育委員会は横浜支部と共同で参加し、小学校への出前講座の内容を中心に展示・説明しました。

●横浜市環境教育出前講座(生物多様性でES)を横浜市の2校で実施しました

 718日に横浜市立中川小学校で、820日には市立中丸小学校の放課後キッズクラブ

で、横浜支部と共同で「おさかなと世界のつながりを知ろう」の出前授業を行いました。

このテーマは、スーパーのチラシを活用して魚の原料原産地を学ぶと共に、水産資源劣化を知り、水産エコラベルで資源劣化を少なくすることを学ぶものです。

中川小学校では、既に一次産業(水産業)の授業を受けていたので、生徒が楽しんで、学んでいました。中丸小学校では低学年が多かったので、海の環境悪化を招いているポイ捨てをしないことを教え、更に食べ残しを減らすための紙芝居を行いました。 

 

    中川小学校:魚の大きさクイズ   中丸小学校:魚の産地を世界地図に書いた

 

●(公財)日本環境協会が受託したセミナー2件に環境教育委員会メンバーが協力支援しました

 81日に中央区環境情報センターで「生き物たちのすごワザ発見教室」に3名のメンバーが中央区の親子16名を対象に協力支援しました。

 

811日には品川区環境情報活動センターで「水の力、水の不思議の自由研究」に5名のメンバーが品川区の親子34名を対象に協力支援しました。

中央区:おなもみ的当てゲーム          品川区: 北極・南極 夏の氷はどうなるのか

 

 

2019年度環境教育インストラクター応募資格取得セミナーの準備を進めています

 127日~8日の2日間で開催予定のセミナーの準備を進

めています。セミナーチラシを右記に示します。

基調講演を、「持続可能な開発のための教育(ESD)と

SDGs」として関東地方環境パートナーシップオフィス

の島田幸子様が実施します。環境教育委員会メンバーが事

例紹介などを行います。参加者はプログラムの作成と模擬

授業を実施し、実践力をつけるセミナーとしていることが

特徴であります。1125日が応募締切ですが、首都圏

のみならず地方からも応募が数多く来ています。       

 

         


☆☆教育委員会 岡本正義         2019年7月1日現在

●第25回市民環境活動報告会で「市民とともに楽しむ自然体験活動」を報告した

 環境活動SDGsと共に~グローバルに考え、地元から行動しよう!~をスローガンに

32日(土)かながわ県民センターで掲題の報告会が開催された。KECAからは真砂委員が「市民と・・・・体験活動」をテーマに親子で楽しむ畑での野菜づくりを報告した。

内容は活動の動機・経緯、取組み内容の詳細、活動の結果および今後の展開を写真入り

で紹介した。この活動でこどもからは「自分で作った野菜だからおいしく食べられる」

「畑で蛙やてんとう虫などを捕まえたい」やお母さんたちからは「畑にいると気持ちが

まる」など自然体験活動の素晴らしさが実感できているようである。

 


☆☆教育委員会 岡本正義         2019年4月4日現在

1.環境教育インストラクター応募資格取得セミナーを定員オーバーの参加者と一緒に活発に楽しく実施した。

 

2019112 日(土)~13日(日)の 2日間、県民センターで 26 名の参加者を集めて 2018 年 度セミナーを開催した。応募の方法を工夫することにより、定員 25 名を超える 30 名ほどの応募者がありました。 今回は世の中で SDGsに対する関心が高まっていることから、「これからの環境教育を考える~環境教育×SDGs~」の基調講演を都立高校・Think the Earth・未来教育デザ インの山藤旅聞先生にお願いした。引き続いて環境教育委員会のメンバーが講師を務め、最近の環境問題、環境教育の場と安全対策を説明した後、実践事例として生物多様性、野菜作り、暮らしと水の環境授業、企業における環境教育を紹介した。 その後、参加者が自分の関心のあるテーマ領域の 6 グループに分かれて、グループ討議 を進めながら実践的なプログラム作成を行った。この体験をもとに 1 日目のセミナー終了後に自宅で自らのテーマでプログラム作成を行った。 2日目はそのプログラムで模擬授業を行い、体験実践を行った。6グループの代表者による再度の模擬授業を通して、インストラ クターとしての実践力とは?を参加者全員で体験した。 今回の参加者は、遠く兵庫、京都、宮城、長野、静岡県からも来て頂き、セミナーでの活発な議論は勿論、交流会での人脈作りも楽しんで進めることができた。参加者の中に環境に関する実験をマジックのように披露するプロのマジシャンもいて、その技には全員が感心する場面もありました。 今回のセミナーを通して早速KECAに入会をして頂く人や学校の出前授業に見学、参加を希望する人も名乗り出ることもあり、実り多いセミナーでした。

     参加者で教室は満席になりました。                   山藤先生の環境教育×SDGsの講演

 参加者からの評判の高かった事業者向け講義          代表者の模擬授業です

  楽しい, 実りある交流会でした。           終了証の授与です。これで応募ができます。

2.事業者向け環境教育インストラクタースキルアップ研修会をリサイクル企業(株)タズ ミの工場見学も兼ねて実施した。

 

  216日(土)に「中国廃棄物輸入規制を含む廃棄物処理の現状と、社内廃棄物教育の進め方」をテーマとして、(株)タズミ プラターン海老名工場のRPF製造ラ インの見学も行いながらスキルアップ研修会を開催した。 参加者は、環境教育インストラクターセミナー受講者をはじめ、EA21審査員など廃棄物 処理現場の実情を知りたい方を含めて8名でした。 (株)タズミの田墨常務取締役から廃棄物の実情や課題を紹介して頂き、全員がヘルメットと作業着を着用し、受け入れブースからRPFの最終製品までの工程をつぶさに見学し た。生憎、土曜日の午後でしたのでマシンは稼働していなかったが、普段は見られない破砕機の刃も見られる良い経験ができた。 学校での廃棄物に対する授業事例をごみ分別体験も加味して、環境教育委員会のメンバー が紹介した後、参加者がグループワークで廃棄物問題を意見交換し、発表して終了した。 参加者のアンケートからも講義も現場見学も大変良かった、満足したと好評でした

    海老名市のごみ分別を体験            2つのグループに分かれて意見交換

3.第 1 回環境カウンセラー環境保全活動表彰並びに平成 31 年度地球環境基金助成金に応募

 

  小中高校生や教職員、温暖化防止活動推進員などの環境教育・講義、環境教育インストラ クター・環境カウンセラーなどの養成セミナー、並びに事業者向け環境教育セミナー、市民環境活動報告会の推進など環境教育委員会活動をまとめ、書類作成を行い、他の委員会活動と合わせて KECA として、掲題の表彰並びに助成金に応募した。 結果は3月に発表される予定です。

   環境教育活動に関する環境大臣賞受賞と活動紹介パンフレット

環境教育インストラクターセミナー 市民環境活動報告会チラシ

チラシ


☆☆環境教育委員会  岡本 正義   (2018年11月30日現在)

 

1.県の環境・エネルギー学校派遣事業として3校の出前授業を(公財)日本環境協会と連携(授業実施者はKECAの環境カウンセラーが主体)して実施した

 

①大和市立西鶴間小学校 712日(木)、13日(金) 5年生3クラス

 

②川崎市立高津小学校 1011日(木) 5年生1クラス

 

③平塚市立吉沢小学校 1025日(木) 4年生1クラス

 

テーマ:暮らしと水~この水、何の水?~

 

地球にある水は多いが、私達が使える真水は0.0075%しかないことを風船地球儀で体験しながら

 

気付く。次いで自然界の水の循環について、カードを並べて理解する。

 

水の循環系の中から1) 雨水、水道水、雨で濁った川の水、洗濯排水の4種類の水を5感とパックテストなどの試薬を使って、判定する。2) 次いで浄水場での浄化実験を行い、これらの実験、体験を通して水の大切さに気付く授業を実施した。

水の自然界での循環    4種類の水を試薬で判定  泥水が一瞬できれいに           

を知る                               なった

 

2.横須賀市環境教育指導者派遣事業「よこすか環境教室」として横須賀市立の小学校2校(3回)および「エコ育」として保育園で環境教育を行った

 

 ⓵横須賀市立望洋小学校 614日(木)及び711日(水)3年生2クラス 60

 

    テーマは、「學校ビオトープについて」と「学区の自然再発見」

 

   ②横須賀市立池上小学校 621日(木)、22日(金)4年生4クラス 113名 

 

    テーマは、「学区の自然再発見」

 

   ③横須賀市立森崎保育園 920日(木)年中組、年長組 総勢38

 

    テーマは、エコ育「水はたのしい」 

 

環境教育委員会のメンバーがリーダーとなり、横三支部や元KECA環境カウンセラーの方々と協力し、あるいはNPO法人三浦半島生物多様性保全の方に協力して実施した。

 

  地域の特徴、森・木が多い、川も身近に流れている、生き物も豊富なことを活かした活動を精力的に推進している。

 

3.横須賀市地球温暖化対策地域協議会の環境教育プロジェクトを環境教育委員会メンバーがリーダーとなり、横三支部の協力を得て実施した

 

   ⓵「かんきょう教室:ソーラーランタンをつくろう」730日(月)小学生23

 

    地球温暖化DVD鑑賞やクイズ、省・再エネ体験後、ランタンづくりをして楽し

    んだ。

 

   ②環境関連施設見学会親子バスツアー 89日(木)を計画したが、残念ながら雨天のため中止した。

 

4.環境カウンセラー養成セミナー2018715日(日)に、湘南国際村センターで実施した。受講者は1名であった

 

セミナーでは、午前に環境カウンセラーとは、申請書作成要領ほかを指導し、午後は課題論文作成要領および添削を行い、実践的なセミナーとした。 

 

5.環境教育インストラクターフォローアップ研修会を実施した

 

   98日に横浜西区福祉保健活動拠点(フクシア)で掲題の研修会を実施した。参加者はKECA主催の環境教育インストラクター応募資格取得セミナーを受講した人を主として14名であった。今夏、猛暑日や集中豪雨が多発する中、地球温暖化をテーマに選び、①今夏の異常な暑さの実態と原因を気象から解き明かした。②小学生に授業を行う上での考え方と進め方を紹介し、地球温暖化防止の実験を体験してもらった。

 

そのテーマに関連する経験豊富な方や気象予報の資格を有する方を講師に人選したこともあり、テーマの適切性と内容について、参加者ほぼ全員が適切、良かったとのアンケート結果であった。 

気象の専門家の講義         講義風景        小学校の授業の工夫は?


☆☆環境教育委員会  岡本 正義   (2018年8月13日現在)

 

2018年度活動計画の進め方

 

 「環境教育等に関するセミナー」「幼小中高校の出前授業・講座」及び「支部・環境団体との連携による環境教育活動」を3本柱として、メンバー自らの強さを発揮する活動として、充実感を高めるよう進める。「環境教育等に関するセミナー」としては、環境教育インストラクター応募資格取得セミナーとインストラクターフォローアップセミナー並びに事業者向けの環境教育セミナーを実施する。

 

 「幼小中高校の出前授業・講座」としては、神奈川県、横浜市、横須賀市と連携して、出前授業・講座・教室を受託して実施する。

 

 「支部・環境団体との連携による環境教育活動」としては、他支部との連携による環境カウンセラー養成講座および他の環境団体との協働による市民環境活動報告会を実施する。

 

●活動報告

 

1.県の環境・エネルギー学校派遣事業として1校から出前授業の依頼を受け、現在、学校との打合せを進めている。学校と授業テーマは、鎌倉市の小学校から「木に触って、森・木の働きを知ろう」です。7月初旬に授業予定である。

2.第24回市民環境活動報告会に実行委員として活動

 

 33日(土)にかながわ県民センターで“生物多様性の生態系を守ろう”をテーマに掲題の報告会が80名の市民を集めて開催された。環境学習リーダー会及び地球環境保全推進会議と共に実行委員を務め、企画から運営まで推進した。KECA関係では「昔話に出てくる、日本人の原点の里山作り」(田中真次氏)を報告した。

 

 

 

  授業スナップ写真例:水源林モデル実験         木の太さを測り、CO2吸収量を算出する