環境管理委員会 活動報告

☆☆環境管理委員会  森田 守   (2018年8月13日現在)

 

2018年度活動計画の進め方

 

環境管理委員会はEA21の審査員を主体とした活動を行っているが、EA212018年度から大きな変更が行われた。一つは、EA21ガイドラインが2009年版から2017年版に改訂施行され、環境経営の視点をより重視した環境マネジメントシステムとなったことである。要求事項は、代表者による経営における課題とチャンスの整理と明確化以外は大きな変更はないが、2009年版では解説で記載されていた事項を要求事項として明確にしたことである。

 

二つ目は、審査人の名称を審査員とするとともに、従来は審査時のみ助言・指導が行えたが、2018年度より次の審査員が決まるまでは、審査を行った審査員が責任を持って審査先事業者に対して助言・指導を行う責任が生じたことである。

 

このような背景からEA21審査員としては、環境経営思考により審査員の力量向上を図っていく必要がある。環境管理委員会活動としては、今後は委員会を力量向上の場として、審査員の不明点・疑問点を相互に解決していくことが委員会の存在価値となると考え、委員会の時間をできる限り研修の場として活用していきたい。

 

また、地域事務局と連携して、EA21登録事業者を増やしていく活動にも継続して注力していく。

 

 

 

活動報告

 

EA21システム構築のための文書類作成CDの改訂

 

EA21ガイドライン2017年版の発行に伴い、2009年版で作成していた文書・記録類の様式の見直しを行い、2017年版に準拠した様式に改訂した。作成した様式のチェックも兼ねた力量向上研修会を開催し、委員会メンバーでより良い様式とすることを行っている。事業者への改訂版の提供方法は、今後の委員会での検討課題である。